「見えない学校」
『天国』の手違いで突然地縛霊になってしまった柿崎。
気付けば彼はいつも通っている駅のホームで抜け殻になった自分の本体と対面していた。
地縛霊が成仏するためには
骸骨の姿をした『天使』から出される質問に答え、単位をもらい、
卒業試験に合格する必要がある。
柿崎は手違いで地縛霊になったことから、特別に試験を受けて
生き返ることを試みる。
この話の中でのキーワードは「共感」です。
天使から単位をもらうにも、試験に合格するにも、
「他人に共感できるか否か」が判断基準となっています。
生前、他人の抱える悩みや問題に共感できたら
仕事上のお客様との関係も、仕事やプライベートの人間関係も
うまくいっていたはずだし、こじれることはなかったと
天使は言います。
けれども他人のことを自分のように考えよう、と言っても
実際に「他人」であって「自分」ではないわけだし、なかなか出来ることではありません。
しかし他人に共感し、自分のことのように考えることで
周りに自然と愛される人になれる、人間関係が驚くほどうまくいくと。
この話の流れの中で
「共感すること」が大切なことだとすごく伝わりました。
しかし、こればっかりは努力してどうにか「共感」できるようになるものではないと感じました。
さっき言ったように、「他人」であって「自分」ではないのだから
考えることは自分中心になってしまう人がほとんどだと思います。
だから「共感」する努力をするのではなく
まずは自分の考えを変える努力が必要だと感じました。
共感する=自分のためになる、と
自分に教えることがスタートだと思います。

